知っておきたいキャンドルの歴史

キャンドルブッシュ

キャンドルの歴史のはじまり

最初のキャンドルは蜜ろう(ミツバチの腹部から分泌され、巣を形作っている「ろう」)で作られたものだったと言われており、エジプト、ギリシャ、ローマや中国で紀元前3~4世紀ごろから使われていたそうです。蜜ろうそくは、日本へは6世紀の奈良時代に仏教とともに中国より伝来しました。

ヨーロッパのキャンドルの歴史

9世紀はじめごろより、ヨーロッパでは獣脂がキャンドルに使われるようになりました。規則正しく燃え、甘い芳香を放つ蜜ろうそくはとても高価でぜいたくなものでしたから、裕福な上流階級の家庭や寺院や儀式など以外ではあまり使われず、一般的には手に入りやすい獣脂ろうそくが主に使われたのです。獣脂ろうそくは価格の安いことが魅力でしたが、半時間に一回の芯切りが必要で、また煙や不快な臭いがあるのが欠点でした。

日本のキャンドルの歴史

日本では、室町時代後期に木ろうそく(ウルシやハゼなどから採取する木蝋でできたろうそく)の製法が伝えられ、江戸時代にハゼのろうを使った和ろうそくが作られるようになり、各地で作られたろうそくは江戸へと運ばれました。ハゼのろうの採取とろうそくづくりには時間がかかるため、高価なもので、庶民には手の届かない贅沢品でした。ハゼのろうの生産は明治時代末期が最盛期でした。

アメリカのキャンドルの歴史

アメリカ大陸では、ワックスマートル(シロヤマモモ)の果実(ベイベリー)から採れたベイベリー・ワックスが高級ろうそくの原料とされました。芳香を放ち、油煙が少なく、17世紀ごろには手造りのベイベリーろうそくが照明用として使われていたそうです。

しかし、ちょうど19世紀には洗練されたオイルランプやガス灯による照明が盛んに使用されるようになり、ろうそくの使用量は減り始めました。また、新たなろうそくの原料として、安価な石油由来のパラフィン・ワックスが大量供給されるようにもなりました。

イギリスのキャンドルの歴史

パラフィン・ワックスは19世紀に発見され、1850年代にイギリスで始めてパラフィンろうそくが造られました。以降、ヨーロッパやアメリカで生産されるようになり、それまでさまざまなろうで作られていたキャンドルの多くがパラフィンで作られるようになりました。 日本でも、19世紀後半にはパラフィン・ワックスを用いた西洋ろうそくの量産が始まりました。現在流通しているキャンドルの多くは、パラフィンを主原料としたものです。

現代のキャンドルは

現代、わたしたちは電気による明るい照明の中で暮らしていますが、便利だけれど忙しい生活に追われるばかりでなく、ゆったりとした心豊かな生活を求めて、“スローライフ”が見直されています。そんな中で、キャンドルも心を癒し暮らしを彩るものとして、改めて親しまれるようになりました。インテリアの装飾や演出としてのキャンドルを、そして、ゆとりと潤いを心に感じさせ親密な時間と空間を演出してくれるキャンドルの揺らぐ炎を、あなたもぜひ自分らしい生活の中にとりいれてみませんか?

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