残ったクレヨンで簡単!クレヨンキャンドルの作り方

最近はキャンドルの作品を目にすることが多くなりました。その中には目を見張るようなすばらしい作品もあります。こんなキャンドルを自分も作れたらいいなあ・・、とひそかに思うものです。
材料はどこで手に入るのか?高価なのでは?いったい、どのようにして作るのか?疑問がいろいろあって、なかなか一歩が踏み出せません。
そこで、今回はキャンドルづくりに必要な材料、材料の入手方法、作り方を丁寧に紹介させていただきます。慣れてくれば、御自身こだわりのオリジナルにも挑戦できます。
目次
クレヨンキャンドルとは
普通の白いキャンドル(ろうそく)とカラークレヨンを湯煎(ゆせん)で溶かし、その後、冷やしてカラーキャンドルにしたものです。クレヨンは石油から作った色素成分と蝋(ろう)からできています。だから、普通のキャンドル(ろうそく)ともよく混じり合います。
クレヨンは色数も豊富ですから、お好みの色を選択できます。色の濃さも溶かす量で調整できます。
クレヨンキャンドルを作る材料
クレヨンは100均で入手できますが、お子さんのいる家庭には短くなり、自然と使わなくなったクレヨンがあると思います。そんなクレヨンは是非、再利用してください。他の材料も100均で手に入るものばかりです。
・使わないクレヨン
・耐熱性のガラス瓶、容器
・ろうそく
・耐熱性の袋(無くてもOK)
・テープ
・鉛筆[割り箸で代用可]
・湯煎(ゆせん)用の鍋
クレヨンキャンドルの作り方
1.クレヨンは本体を覆っているカバーを外して丸裸にする
しっかり周りの紙を取り除いてください。蝋(ろう)と一緒に溶かす時、紙が混じるとキャンドルの仕上がりが良くありません。
2.クレヨンを色分けする
単色でもいいし、色を混ぜ合わせて新しい色を作ってみるのも良いと思います。
容器はジャムやゼリーなどが入っていた瓶などを利用します。耐熱性のものであれば大丈夫です。
3.湯煎(ゆせん)しながら、キャンドル(ろうそく)から芯を取り出す
ろうそくを入れた小鍋を湯煎(ゆせん)して、ろうそくを溶かします。
ろうそくが溶けると着火部分の芯が出てきます。割り箸などで芯を取りだします。
4.溶かした蝋(ろう)に色付けをする
溶かした蝋(ろう)の中に好きな色のクレヨンを適量入れてください。
割り箸でかき回せば、クレヨンが溶けて色がつきます。
5.芯を容器にセットする
芯の長さを容器に高さに合わせて調整、カットします。
割り箸を割らずに芯を間に挟んで垂らす方法がお勧めです。
鉛筆に芯を巻きつけて垂らす場合は、巻きつけた部分をテープで固定して垂らしてください。
6.容器に移して固める
色のついたろうを容器に移して固めればクレヨンキャンドルの出来上がりです。
容器に紙コップを使用すると固まった後、紙コップをやぶけば固体としてのキャンドルになります。
クレヨンキャンドルのデザイン集
淡い3色の取り合わせが、気持ちを和ませてくれます。
クレヨンキャンドルをブロック状にして切り、その上に蝋(ろう)を流し込んで作りました。
カラフルで、まるでタイルが貼ってあるようなかわいいキャンドルが出来上がりました!
クレヨンキャンドルの作り方の動画
二つの動画を紹介します。手順に説明している方法と違うオリジナル性もありますが、それは製作者の独創性によるものです。先にある動画が日本語、二番目が英語になっています。どちらも大変参考になります。
思い立って一生懸命つくった作品は、多少見栄えは悪くても愛(いと)おしいものです。お部屋にインテリアとしてお楽しみ下さい。