綺麗なグラデーションのキャンドルの作り方

キャンドルは火の光が暖かく、デザインもカラフルに彩れば見た目にも楽しいキャンドルになります。時にはオリジナルなグラデーションのキャンドルで普段とはまた違ったキャンドルを楽しんでみてください。
準備するもの
・ろうそく
・キャンドル芯
・ローソクを溶かす小鍋(ボウル)
・紙コップ、牛乳パック、空瓶、耐熱性のグラス等
・色付け用のクレヨン(蜜蝋100%のものがおすすめ)
キャンドルの作り方
1.まずは3分の1の量のろうそくを小鍋に入れて中火にかけます。(またはボウルを湯銭にかけます)ろうそくが溶けはじめてきたら弱火にして残りのろうそくも加えましょう。少しずつとかしていくのがポイントです。
色付け用のクレヨンはここで溶かします。このときクレヨンは一色ずつ細かに分けます。また、クレヨンは複数の色を合わせてオリジナルな色を作るのもいいでしょう。
クレヨンはカットしておくことで溶けやすくなります。蜜蝋100%のものを選べば身体に無害で、発色も綺麗に仕上がります。
香りを付ける場合もここで入れましょう。
アロマオイルは5滴から試して様子をみます。
2.ろうがしっかり溶けたら瓶や紙コップに注ぎます。最初に注いだ色のろうが固まってきたら(20分が目安)次の色のろうを流し込みグラデーションをつくりましょう。
このときたこ糸は、専用のキャンドル芯を使うことで芯が動かず、最後までグラデーションが綺麗で真ん中で火が灯るキャンドルが出来上がります。
3.ろうが固まったら表面から1センチほど出たところでキャンドル芯を切ります。
4.大きさにもよりますがキャンドルは2時間ほどで完成です。1日置けばしっかりと固まります。
固まったら紙コップなどから取り出してグラデーションを楽しみましょう。
固まったキャンドルは取り出す時に冷蔵庫で冷やすとろうが取り出しやすくなります。
キャンドルのデザイン
容器は彫があるものを選べばそのデザインに沿ったキャンドルが出来上がります。
他にも料理で使うような型抜きを使えば小さくてかわいいキャンドルが出来て、卵や製氷皿といった容器でもデザインとグラデーションの組み合わせが可愛いキャンドルになります。
変わり種グラデーション
グラスを左右に傾けて注いでいくグラデーションは、最初に右または左にコップを傾けて注ぎ、次にその反対に注いで、最後に普通に注げば、斜めにカットされたような、また三角錐のような色どりが可愛いキャンドルになります。
他にも小さなキューブ状のろうをしきつめて最後に普通のろうを繋ぎに注げば、キューブ状のグラデーションが可愛いキャンドルが出来上がります。
このときキューブは大きさを変えたり、配置を変えたり、配列を整えても全然違う印象の雰囲気になり楽しいです。
模ったキャンドル
ゼリーキャンドルは、ゼリーの容器に色の濃淡でろうを造れば見た目はまさにゼリーそのもの!淡い色は無色透明のものにしてもおいしそうな雰囲気になります。
プリンの容器にぷっちんプリンのようなカラメルの茶色と卵の黄色でキャンドルを作っても楽しいでしょう。
他にもパットにロウを流して、完全に固まる前にくるくると巻けばロールケーキ型にもなり、思わず何個も作ってみたくなる可愛さになります。