台所にある材料で作るおしゃれなキャンドル

火を灯すとほんのり香る
キッチンにあるもので作れるキャンドルがあります。とてもおしゃれです。オレンジの光に癒される「みかんキャンドル」とりんごを丸ごとキャンドルにする「りんごキャンドル」です。
更にフルーツではありませんが、コルクを使ったキャンドルも紹介します。テーブルセッテイングのひとつに加えればおしゃれなディナーの演出になります。
台所にあるものだけで手早く作れるので、災害時等の緊急時にも役立ちます。
みかんキャンドル
材料
・みかん
・オリーブオイル(または他の植物油)
レモンやグレープフルーツでも応用できます。皮以外の中身は使用しないので食べられます。
作り方
皮の下から約1/3のところに軽くナイフで切り込みを入れてください。スプーンを使って皮を破らないように気を付けてするとよいでしょう。
みかんを取り出します。この時、中にある太い白い芯を残しておいてください。この残した繊維は点火線となります。
オリーブオイルを芯に垂らしてぬらしながら、芯の先が出る程度の量を注いだらもう完成です。
芯に火を灯すのにしばらく時間がかかりますが、先後焦げて少し黒くなってきた頃に灯ります。
オイルを入れる前に乾燥させておくと火のつきがよいです。点火に成功すればできあがりです。
これ1個で6-8時間、炎が持続します。
飾り方
上半分に皮をかぶせて、風よけのふたをするとびっくりするほどきれいになります。
くり抜いた模様から漏れる光が、可愛く、全体がほんのり輝き、いい香りが漂います。
りんごキャンドル
リンゴのキャンドルは、ドイツでは一般によく使うものと言われています。さわやかだけどちょっと甘みもあり不思議です。やさしい雰囲気を演出してくれます。
材料
・りんご
・サラダ油(または他の植物油)
・ヒモ
・レモンかライムの汁
作り方
余ったりんごや古くなったりんごを使って自宅でも簡単にキャンドルライトが作れます。
りんごの上を切り抜き、くり抜いたところが酸化して茶色くならないように、ライムかレモンの汁を塗りこみます。
ひもをハサミでカットし、くぼみに油を注いだら出来上がりです。
コルクのキャンドル
バレンタインにチョコレートがつきもののように、ワインとキャンドルは切っても切れない関係にあります。
ワインのボトルをあけたら、そのコルクはとっておきましょう。
コルクをアルコールにつけておくだけで、一風変わったキャンドルに変身させることができます。
簡単なのにクールでおしゃれなキャンドルです。いつものキャンドルとはちょっと違う、雰囲気のある空間を演出できます。
材料
・ふた付の入れ物
・アセトンアルコールもしくは消毒用エタノール
作り方
コルクの2倍の体積にある瓶にコルクを入れ消毒用アルコールを注ぎます。
一番上にのったコルクの下半分が隠れるくらいの量を注ぎます。
この時コルクが膨らむので必ず大きめの入れ物をご用意ください。
一週間ほど漬け込むだけで、おしゃれなコルクキャンドルの完成です。
コルクはアルコールを非常によく吸収するため、キャンドルのや発火剤として活用できます。
点火の時は、全体が燃え上がるので取扱いにはご注意ください。
なお、ゴムのような疑似コルクではキャンドルはできませんので、本物のコルクをお使いください。