自然の恵み(蜜蝋・大豆・ヤシ)の『キャンドル』がすごい

キャンドルブッシュ

私たちが住む文明社会は、ややもすると自然を犠牲にして、利便性を優先させてきたことが多いと感じます。生活様式や行動、考え方が合理的になってしまいました。しかし、気付かぬうちに失くしたものも多く、特に自然との接点が希薄になったように思います。

それでも人間は見る、聞く、触る、嗅ぐ、味といった五感を備えて生きているのです。辛いことも、楽しいことも、この感覚からの刺激によるところがほとんどです。文明の利を享受する私たちですが、多少、手間暇かかっても自然からもたらされるモノに、ひとしお安心な気持ちを抱くものです。

そこで今回は、自然材料を使ったキャンドルの紹介です。キャンドルに使用する蜜蝋、大豆ワックス、ヤシワックス(パームワックスとも言います)の特徴や、要点だけになりますが、蜜蝋キャンドルの作り方を紹介いたします。

<自然材料を使ったキャンドルの蝋(ろう)について>

1.蜜蝋(ビーズワックス)

働き蜂が作った巣にためられた蜂蜜を、遠心分離機を使って蜂蜜成分を取り除きます。その後、巣を圧搾(あっさく)したり、煮溶かしたりしてビーズワックスを採取します。主成分はパルチン酸やセロチン酸、エステルという高分子材料です。他に花粉成分のビタミン・ミネラル、カロチンの色素や芳香成分が含まれています。

キャンドルにした時の外観はソフトで滑らかです。溶ける温度は普通のパラフィン系の蝋よりも高く、ススなどはほとんど出ません。溶けた液体はとろりとしています。

2.大豆ワックス(ソイワックス)

100%ピュアなソイワックスは、燃えるほどに空気中の不純物を減退させ、空気を清浄する効果があります。キャンドルに仕上がった時の外観はソフトでクリーミーな質感です。融点も59度と比較的低いのも特徴です。溶ける温度が低いので、早めに固形から液体になるので香りの広がりもよく、燃焼時間が長くなります。

また、万が一ワックスがこぼれて家具や衣類についてしまっても、ソイワックスはやわらかいので熱い石鹸水を使うと簡単に取り除けます。小さなお子様やペットにも大変優しいキャンドルです。

3.ヤシ(パーム)ワックス

 

”パームワックス”とはパームヤシの葉っぱを精製した植物性のワックスです。天然系のワックスなので燃やしてもススが出にくく、円柱形のキャンドル製作に適したワックスです。着色・香付けも可能です。
パームワックスは93度~100度くらいの高温で型に注いでゆっくりと固めると写真のような綺麗な模様になります。パームワックスにはフェザータイプとクリスタルタイプがあり、その名の通り、フェザータイプ(左)は固まると羽のような模様が浮かび上がり、クリスタルタイプ(右)は綺麗な雪の結晶のような模様が浮かび上がります。

<蜜蝋キャンドルの作り方>

1.材料の準備

  • 蜜蝋(ネット購入だと、キャンドルマート、マンデイムーンがお勧め)
  • 耐熱のガラス瓶
  • 割り箸
  • 鍋(大、小)
  • キャンドルの芯(太めの紐)
  • 新聞紙

2.蜜蝋を湯煎をする

  • 写真の鍋は小さい方です。小さい鍋には蜜蝋を入れます。
  • 蜜蝋を入れた小さい鍋を、大きい鍋に入れて湯煎します。

3.キャンドルの芯の準備

  • 湯煎で蜜蝋が溶けたらキャンドルの芯を蜜蝋に浸します。
  • 割り箸で取り出し、新聞の上にあげ粗熱が取れたらまっすぐにします

4.ガラス瓶に芯を立てる

  • ガラス瓶の底に湯煎した蜜蝋を少し注ぎます。
  • 固まる前に急いで芯を垂らし、少しの間、一方を手に持って固まるのを待ちます。

5.残りの蜜蝋を注ぐ

残りの蜜蝋を上部まで注ぎ、写真のように割り箸で芯を固定します。

6.完成です

キャンドル  キャンドル

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