100円均一の材料で手作りできる押し花・ドライフラワーのキャンドルの作り方

キャンドルは自然光や蛍光灯にはないあたたかみがあります。火の光で体感で暖かさを感じることができるのはもちろんのこと、ゆらゆらと揺れるオレンジの光は私たちに癒しを与えてくれます。
目次
キャンドル作りに必要なもの
・ろうそく
・たこ糸
・ろうそくを溶かす小鍋(ボウル)
・紙コップ、牛乳パック、空瓶、耐熱性のグラス等
・割りばし
・色付け用のクレヨン(蜜蝋100%のものがおすすめ)
キャンドルの作り方
1.まずは3分の1の量のろうそくを小鍋に入れて中火にかけます。(またはボウルを湯銭にかけます)ろうそくが溶けはじめてきたら弱火にして残りのろうそくも加えましょう。少しずつとかしていくのがポイントです。
色を付けるようであればここでクレヨンも溶かします。(クレヨンもカットしておくことで溶かしやすくなります)また、クレヨンはいろんな色を溶かすことでオリジナルな色のキャンドルが出来上がります。
香りを付ける場合もここで入れましょう。
アロマオイルは5滴から試してみます。
2.ろうがしっかり溶けたら瓶や紙コップに注ぎます。注いだら、ろうが固まらないうちに割りばしにつけたたこ糸を垂らしましょう。紙コップの真ん中にたこ糸がくるように割りばしをセットします。
3.ろうが固まったら表面から1センチほど出たところでたこ糸を切ります。
4.大きさにもよりますがキャンドルは2時間ほどで完成です。
固まったら紙コップや瓶もお洒落に演出してみましょう。
キャンドルを作るポイント
大きいグラスや瓶は安定したキャンドルができます。固まったキャンドルは取り出す時に冷蔵庫で冷やすとろうが取り出しやすくなります。
鍋は、溶かしたろうが付着しているのでお水を入れて沸騰させて落としましょう。
たこ糸は、専用のキャンドル芯を使うことで芯が動かず、最後まで綺麗に真ん中で光るキャンドルが出来上がります。
キャンドルをお洒落に飾るひと手間
容器は彫があるものを選べばそのデザインに沿ったキャンドルが出来上がります。他にも型抜きを使えば小さくてかわいいキャンドルが出来て、卵や製氷皿といった容器でも雰囲気のあるキャンドルになります。
グラデーションの綺麗なキャンドルを作るときには、最初に注いだ色のろうが固まってきた頃(20分が目安)次の色のろうを流し込みグラデーションをつくります。
他にもグラスを左右に傾けて注いでいくグラデーションや、小さなキューブ状のろうをしきつめて最後に普通のろうを繋ぎに注げば、キューブ状のグラデーションが可愛いキャンドルが出来上がります。
キャンドルを華やかにするアイテム
キャンドルはイメージに沿ったアイテムと合わせることでより雰囲気の出る可愛らしいキャンドルが出来上がります。
ろうも青と白のゼリージェルを使ったキャンドルで、貝殻や小石を側に飾り、イルカやペンギンなどのガラス細工も置けば海の雰囲気を作ることができます。他にもゼリージェルは気泡を作って爽やかさを演出するのもおすすめです。
ボタニカルキャンドルとは
キャンドルはドライフラワーやドライフルーツ、レモングラスやライム、レモンやラベンダー、花びら等、植物性の色鮮やかなものと一緒にいれることでとても華やかなキャンドルが出来上がります。
また、そのイメージに合ったアロマの香りもプラスしてより癒しのあるキャンドルを作ってみましょう。
押し花を散らした“らんたん”。ロウを溶かして作っているんですよ。質感が独特で不思議な雰囲気を持っています。
らんたんの灯りを点けるとぼんやりと柔らかく揺らめきます。
お好きなの押し花を使って自分だけのらんたんを作ってみませんか?
■材料
押し花(好きな花)、ローソク、牛乳パック
■作り方
ローソクを折り小ナベに入れて大きなナベの中で湯せんします。
牛乳パックを下1/3ほどでカットし、溶けたロウを流し込みます。
洗い桶に水を張り、牛乳パックごと冷やします。
*浮き上がらないように牛乳パックの上から重しを載せます。
周りのロウが固まってきたら、真ん中辺りのまだ固まっていないロウをナベに戻します。
牛乳パックから固まったロウを取り出し、側面に空気穴を開けます。お急ぎの場合は冷蔵庫で固めてもOKです。
らんたんの外側に、押し花をボンドで貼りつけます。
ナベに残ったロウを再度湯せんして溶かします。ロウの中にらんたんを浸け全体に膜が張ったら完成です!!
キャンドルを使うと高温になり、らんたん自体が溶けてしまう危険性があるので、ティーライトを使用してください。
~ティーライトいろいろ~
LEDのティーライトが100円SHOPでも手に入りますよ。電池も入っていてとっても便利。炎もあって本物みたいなのに火を使わないから安全!!
火を点けたらこんなに明るい!! 100円SHOPで買ったとは思えない充実度。
こんなものもあります!!“息をふっとひ吹きで消える!!”不思議なキャンドル。
ほんとに不思議、一度試してみたいと思いませんか?
~押し花の作り方は・・・~
咲いている花をレンジで簡単に押し花に出来ますよ!!
≪必要なもの≫
陶器・2枚、ダンボール・ダンボールと同じサイズ2枚、キッチンペーパー・2枚、押し花にしたい花(葉っぱでもOK)・何本でも、ガムテープ(もしくはゴム)・適量
陶器は内側を上にしてください。
陶器の上にダンボールを載せます。
ダンボールの上にキッチンペーパーを敷き、更に花を載せます。
先ほどと逆の順序、キッチンペーパー、ダンボール、陶器の順に上に重ね、最後にズレないようガテープかゴムでしっかり留めます。
電子レンジ600Wで40~1分、押し花の出来上がり!!
いろいろな花や葉っぱでチャレンジしてみてくださいね。
レンジの時間が長いと花が焦げてしまいます。何度か試して時間を調整してください。
ロウで作ったらんたんに貼れば・・・ステキ!!
水ふうせんを使えば丸いらんたんも作れます!!
水を入れて膨らませた水ふうせんの底を溶かしたロウにつけます。ロウが乾いたら再度つけます。何度か繰り返し厚みを出します。クッキングシートを敷き水ふうせんの底をこすりつけて平らにします。
固まったら水ふうせんの水を抜いてください。あとは押し花を貼りつけるだけ!!丸い押し花らんたんの完成です。
■最後に・・・
・火の取り扱いや火傷には十分ご注意ください。
・カーテンなど燃えやすい物の近く、溶けやすい物の上では使用しないでください。
・小さなお子様やペットの手の届かないところでご使用ください。
・非常に高温になるので使用中や使用直後には絶対に触れないでください。